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食事・痛み予防

痛みに無縁の体をつくる
「食習慣」

体の炎症は、食生活と深く関わっています。理学療法士が、全身の炎症を減らして痛みを遠ざける“食習慣”を動画で解説します。

解説:六層連動操法 開発者・沖倉国悦(理学療法士)

こんなこと、ありませんか?

  • 痛みがなかなか引かない・くり返す
  • 疲れやすい・体がだるい
  • 甘いもの・パンをよく食べる
  • 血糖値が気になる
  • 食生活を見直したい

「炎症」と「食生活」は関係している

体の痛みの背景には炎症があります。そして炎症は、食生活と深く関係しています。とくに血糖値が急上昇→急下降するタイミングで血管が傷つき、炎症が起こります。

血糖値の急上昇→急下降で血管が傷つき、炎症が起こります(動画より)
血糖値の急上昇→急下降で血管が傷つき、炎症が起こります(動画より)

血糖値の乱高下を避け、体の炎症を抑える食習慣が、痛みを遠ざけるカギになります。

痛みを遠ざける食習慣

完璧を目指さず、できることから。次の習慣が、炎症を抑えるのに役立ちます。

1

血糖値の乱高下を避ける習慣①

甘いものや精製された炭水化物のとりすぎは、血糖値を急上昇・急下降させ、血管を傷つけて炎症を招きます。血糖値の乱高下を避けることが第一歩です。

血糖値の乱高下が炎症のもとに(動画より)
血糖値の乱高下が炎症のもとに(動画より)
2

中鎖脂肪酸を活用する習慣②

中鎖脂肪酸はすぐにエネルギーになり、血糖値の乱高下が起こりにくいのが特徴。エネルギー源の選び方も、炎症対策になります。

中鎖脂肪酸は血糖値の乱高下が起こりにくい(動画より)
中鎖脂肪酸は血糖値の乱高下が起こりにくい(動画より)
3

グルテンを控える・朝食をしっかり習慣③

グルテンを控える、朝ごはんをしっかり食べる(体温が上がり風邪をひきにくい)など。実際に、体のだるさが減った・コレステロール値が改善したという声もあります。

グルテンを控え、朝食をしっかり(動画より)
グルテンを控え、朝食をしっかり(動画より)

やるときの注意

無理は禁物。 痛気持ちいい” までにしましょう。

  • 持病・アレルギーのある方は医師に相談を
  • 極端な食事制限はしない
  • 体調に合わせて無理なく

強い痛み・しびれ・長引く症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

食事で内側から整えることも、痛みの予防につながります。体の不調が続くときは、認定治療院にもご相談ください。

同じ食事でも「食べ方」で変わります

血糖値の乱高下は、何を食べるかだけでなくどう食べるかでも変わります。①野菜やたんぱく質から先に食べる、②よく噛んでゆっくり食べる、③食後に5〜10分歩く——この3つだけでも、血糖値の急上昇はゆるやかになります。

「甘い物を全部やめる」より、まず食べ方を変える方が、無理なく続けられます。

続けるコツ

  • 完璧を目指さない。10回のうち7回できれば十分
  • 空腹での買い物を避ける(余計な甘い物を買いにくくなります)
  • 飲み物から変える——ジュース・甘い缶コーヒーを水やお茶に
  • リンゴ酢レモン水を食前に飲むのも、血糖値対策のひとつ

よくある間違い

「体に良さそう」の思い込みに注意。

  • 極端な糖質ゼロ・断食で体調を崩す
  • 「グルテンフリー食品」なら何でも良いと甘い物をとりすぎる
  • 朝食を抜いて、昼にドカ食いする——血糖値が急上昇しやすくなります

コンビニ・外食での選び方

コンビニなら素焼きナッツ・ゆで卵・サラダチキン・無糖ヨーグルトが心強い味方。外食は丼・麺の単品より、定食スタイルを選ぶと食べる順番を作りやすくなります。

「やめたい習慣」全体の見直しは痛みが長引く悪習慣3選もあわせてどうぞ。

1日の取り入れ方(例)

「何を減らすか」より「順番と選び方」を変えるのが続く近道です。

  • 朝:朝食を抜かない。卵・納豆・ヨーグルトなどたんぱく質を1品
  • 昼:野菜→たんぱく質→ご飯の順に。丼より定食
  • 間食:ナッツ・チーズ・ゆで卵。甘い物は食後に少量
  • 夜:遅い時間の炭水化物を控えめに。食後に5〜10分歩く

こんなときは受診を

食事の見直しは大切ですが、体調の変化には注意してください。

次のような場合は、セルフケアより先に医療機関へ。

  • 血糖値・コレステロールで治療中の方(食事変更は主治医に相談)
  • 食事を変えてから体調が悪化した、極端に体重が減った
  • 強いだるさ・動悸・ふらつきが続く
  • アレルギーや消化器の病気がある

よくある質問

何から始めればいいですか?
まずは甘いもの・精製炭水化物のとりすぎを控え、血糖値の乱高下を避けることから。無理なくできることから始めましょう。
グルテンは完全にやめるべき?
完璧を目指す必要はありません。減らすだけでも体調の変化を感じる方がいます。持病のある方は医師にご相談を。
朝食は食べた方がいいですか?
しっかり食べると体温が上がり、体調を整えやすくなります。
中鎖脂肪酸はどうやってとればいいですか?
MCTオイルをコーヒーやヨーグルトに小さじ1程度から。一度に多くとるとお腹がゆるくなることがあるので、少量から慣らしてください。
間食はやめるべきですか?
無理にゼロにする必要はありません。ナッツやチーズ、ゆで卵など血糖値が上がりにくいものに置き換えるのがおすすめです。
お酒はどうですか?
飲みすぎは炎症・睡眠の質の低下につながります。量をほどほどに、甘いお酒・締めのラーメンを控えることから始めましょう。

もっと知りたい・相談したい方へ

その場のケアは動画で、根本の改善は治療院で。

※本記事は健康情報の提供を目的としたもので、診断・治療を行うものではありません。効果には個人差があります。しびれ・強い痛み・長引く症状がある場合は、医療機関にご相談ください。