全身あちこち痛いということですね。
20数年前に線維筋痛症というのにかかってしまったみたいで、あちこちがとにかく痛くて。一番ひどかったのが喉。喉の奥あたりまで棒が入っているような感じで、頭もあっちこっち、腰も背中も。寝ていても痛いので寝られなくて。
整骨院や鍼など、ありとあらゆるところへ行ったものの良くならず、お金ばかりかかって「もう治らなくてもしょうがない」と全部やめ、半分泣きながら過ごしていたといいます。今も相変わらずあちこちが痛く、肩甲骨と肩甲骨の間は常に痛い状態。腰はどうして痛くなるのか分からないまま突然痛くなり、「痛い痛い」に頭を支配される感じ。頭皮には針を刺したような痛みもあり、全身がガチガチに固まっていました。
立って体を反らすと喉のあたりが突っ張り、首を回す動きも制限があります。首がガチガチでかなり辛そうな様子でした。
言われた通りのところが全部癒着しています。特に肋骨と背骨の部分がすごい。普通の治療だと、肋骨や背骨は外からしか施術できませんよね。でも問題の箇所は背骨の後ろより前側なんです。六層連動操法は膜のつながりを感覚で感じて、足の方から肋骨の内側の癒着を取っていくことができます。
肺を包んでいる胸膜と、胸郭の内側を包んでいる膜との間は癒着を起こしやすく、それが痛みの原因になっているというのが先生の見立て。そして、なぜ全身に癒着が起こるのかというと、皮膚の症状だといいます。アトピーなどの炎症で皮膚の滑走が悪くなり、そこから癒着が起こる。首も同じで、いつも違和感を感じている場所がそれでした。
あ……息するのがすごい楽。張ってたのがふにゃってなってる感じがします。
押した感覚が変わってきたでしょう。だいぶ楽になったでしょ。柔らかくなってます。
続いて顔へ。「めちゃくちゃ硬い」と先生。顔の内部で炎症が起こっているため皮膚が癒着し、額などの動きが悪くなって額や頭皮が痛くなる、という説明でした。しばらくして「やっと動き出した」「動いた、動いた」。
あ、本当だ。分かった。こっちとこっち、全然違うんです。何ですかこれ。
いや、本当に柔らかい。私、こんなに柔らかかったんだ。こんなに柔らかい肉だったって分からなかった。
元々は柔らかかったんですよ。皮膚の炎症で滑走性がなくなって、額とかが動かなくなり、顔全体が張り付いて動かなくなっていた。そこから引っ張られて頭痛が起こったり、目が開きにくかったりしていたんです。
最後に首の動きを確認すると「かなり動きますね」。さっきまでの制限はほぼなく、「相当楽です。呼吸、全然楽です」「嬉しい、嬉しい、万歳です」と声が上がりました。後日ご本人から「1か月経っても戻らないのが何よりも嬉しい。お陰様で孫と遊びに行ってこれました」とのメッセージが届いたそうです。
初めまして。全身あちこち痛いということですね。
そうですね。20数年前なんですけれども、線維筋痛症というのにかかってしまったみたいで、あちこちがとにかく痛くて。一番ひどかったのがここ、喉。喉の奥あたりまで棒が入っているような感じとか、頭もあっちこっち、腰も背中もこの辺も、とにかくあっちこっちだったんですよ。
寝ていても痛い?
寝ていても痛いので、寝られないっていうか。整骨院とか鍼とか、そういったものはありとあらゆるところへ行って試したんですけど良くならなくて。お金ばっかりかかって、うち貧乏だったんで、もうダメだと思って。治らなくてもしょうがないやと思って、一旦はそういったのを全部やめて、半分泣きながら過ごしていたんですよね。
その時よりは今はましなんですね。今一番出ているのは。
やっぱりあっちこっちなんですよね。ここも痛かったりするし、ここも痛いし、ここもここもこうやって突っ張ってるし。背中の肩甲骨と肩甲骨の間、ここが今は常に痛いです。ずっと痛い状態で。
腰はどうですか。
どうして痛くなるのか分からないんですけど、突然こう痛くなって。もう「痛い痛い痛い」っていう感じで、それに頭が支配される感じなんですね。
なるほどね。全身なんかガチガチに固まってるような感じで。
そうですね。頭皮は針を刺したような痛みがこの辺にあって、あっちこっちで全身ね。もう本当に辛いです。
今も結構いろいろな辛い症状に悩まされている感じがあるんですね。では立って、体を反らしてみてください。この時、突っ張り感とかありますか。
この辺ですね。ここ、喉なんです。この時に突っ張ります。呼吸でいっぱいです。
そっか、そっか。では横に回してみてください。オッケーです。
やっぱり言われた通りのところが全部癒着してます。特にやっぱりここね。肋骨と背骨の部分はすごい。
分かります。
普通の治療だと、実は肋骨だとか背骨って外からしかできませんよね。まして肋骨を施術する治療は少ないんですよ。
あまりないです。なかったです。
六層連動操法は、肋骨の内側から緩めることができます。背骨もね、問題の箇所は背骨の後ろより前側なんですよ。六層はその膜のつながりを感覚で感じて、足の方から取っていくことができる。胸郭のブラックボックス、この内側から取らないと取れない癒着なんです。
ああ、そうなんですね。
胸膜っていう肺を包んでいる膜と、胸郭の内側を包んでいる膜があって、その間で癒着を起こしやすいんですよ。それが原因で痛いということが起こっていると思います。
じゃあ、取れたら嬉しい。
ちょっとやってみましょう。なんでこういう風に全身に癒着っぽいのが起こるのかというと、皮膚の症状なんです、実は。アトピーだとか、そういうことで皮膚の滑走が悪くなっちゃう。炎症から皮膚の滑走不全だとか、そこから癒着が起こっちゃうんです。
あ、そうなんですか。
だから首も同じ。それで変な違和感が度々起こってきます。いつも違和感を感じている場所でしょ。取りますよ。
はい。……ああ、息するのがすごい楽。
分かりますよね。良かった。ちょっと押した感覚が変わってきたでしょ。だいぶ楽になったでしょ。
楽です。ありがとうございます。そこ、一体どうなっちゃってるのかなと思っていて。張ってたのが、ふにゃってなってる感じがします。
柔らかくなってます。顔はめちゃくちゃ硬いですね。……やっと動き出した。動いた、動いた。
あ、本当だ。分かった。こっちとこっち、全然違うんです。何ですかこれ。
顔の内部で炎症が起こっているから、皮膚がやっぱり癒着しちゃうわけですよね。中でね。だから額だとか動きが悪くなったりして、額とか頭皮が痛くなったり。そういうことです。だいぶいいです。
柔らかい。
今まであんまりなかったでしょ、こんなの。
ないです、ないです。
できます、できます。全然違うでしょ。顔面がすごい固まってたから。
いや、本当に柔らかい。私、こんなに柔らかかったんだ。こんなに柔らかい肉だったって分からなかった。
元々は柔らかかったんですよ。皮膚の炎症でここの皮膚の滑走性がなくなって、額とかが動かなくなって、全体が張り付いて顔が動かなくなっちゃうんです。そこから引っ張られて頭痛が起こったり、目が開きにくかったり、そういう症状が起こってきます。
はい、ありました。
では首を動かしてみてください。……動きましたよ。かなり動きますね。あそこまで行きます。
相当楽です。呼吸、全然楽です。
さっきまで制限を受けていたのが、ほぼないですからね。
全くないです。嬉しい、嬉しい、万歳です。本当にありがとうございます。
良かったです。
線維筋痛症という悩みを抱えた方の症例です。「私、こんなに柔らかかったんだ」呼吸が全然楽にという生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。
六層連動操法は、痛みの原因を痛む場所だけに求めません。皮膚から骨まで六つの層の癒着や、筋膜のつながりをたどり、離れた部位(お腹・胸郭・首・過去の手術痕など)から動きを取り戻します。この症例でも、痛む場所とは別の部位に着目して施術しています。
六層連動操法は、セミナーを修了した認定施術者が全国・海外の治療院で行っています。お近くの認定治療院は「全国の治療院」ページからお探しください。
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