CASE 01 ストレートネック
首の痛みを抱え残業60時間をこなす女性

長年のストレートネックが劇的改善!

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首の痛みを抱え、残業60時間をこなす女性が登場

沖倉先生

こんにちは、沖倉です。よろしくお願いします。今日はどんな症状でお困りですか。

患者さん

ずっと首が痛くて。デスクワークで、多い時は月60時間以上も残業しています。ひどい時は一睡もせず、翌日の夜まで仕事をする日もあって。

長時間のデスクワークと残業が続く女性。首の痛みは以前からありましたが、この1年でとくにひどくなったといいます。ひどい時には頭痛も同時に起こり、首がほとんど回らない状態でした。

症状/困っている場面

患者さん

首が全然回らないんです。車の運転で左右を確認しようとしても首が動かなくて、とても怖くて。振り向こうとすると首が痛くて、全身ごと回してしまいます。

患者さん

あと、横になった状態から起き上がる時に、そのまま素直に起き上がれないんです。

運転中の左右確認、寝た姿勢からの起き上がり——日常の何気ない動作のたびに首が悲鳴を上げていました。改善したらダイエットや筋トレにも取り組みたいけれど、多くのポーズで首に負担がかかるため、それもできずにいたそうです。

動作検査

沖倉先生

首の骨を見てみますね……本当だ、湾曲が全然ないですね。ここに本来はカーブがないといけないのに、それがまったくない。ここまでのストレートネックは、あまり見たことがないくらいです。

沖倉先生

これを見た限りでも、辛いだろうなというのは分かります。右を向く動作がいちばん辛いんですよね。左を向くのはどうですか。

患者さん

右はここまでで、これ以上いかないんです。左向きは詰まりはないんですけど、こちら側の突っ張りがひどくて。

右回旋で首が止まり、左回旋では反対側が突っ張る。首だけを診れば「頸椎のストレート化」で片づけられそうな所見でしたが、沖倉先生の関心はそこにとどまりませんでした。

痛む首ではなく、"体の前側のライン"に着目

患者さん

首に関係あるか分からないんですけど……たまにみぞおちが押されるような、違和感というか痛みがあるのが、すごく気になっていて。

沖倉先生

それ、大いに関係あります。少し腕を触りますね。腕の前側の筋肉が非常に硬い。首からこういうルートで、腕の前側までパンパンに張っています。前腕の親指側の骨が、まったく動いていません。

沖倉先生

首の前側も、触っただけで緊張がとても高いのが分かります。じつは、この首の前側の筋肉がみぞおちを通って足の先までつながっていて、その"体の前側のライン"全体が詰まっている。これがいちばん致命的なんです。ここを取ってあげないと、首の可動域は出てきません。

首を回そうとすると、ある位置で「衝突するような感覚」があり、それ以上は動かせない。沖倉先生は、その引っかかりの正体を首そのものではなく、首から足先まで一本につながる前側の筋膜ライン(フロントライン)の癒着に見ていました。

施術——足から首へ、一気につなげて取る

沖倉先生

上から下まで硬いのが分かっているので、この場合は一気につなげて取った方がいい。ご自身でここを触って、変化をモニタリングしていてくださいね。足からつなげて、今取っていきます。

患者さん

……あ、本当だ。もう全然、痛みなく使えます。

首には直接触れず、足の前側から大腿・腸腰筋、みぞおち、胸郭へと、前側のラインを下から順に緩めていきます。狙いはあくまで、首の詰まりを生んでいる大元。施術中もところどころで本人に首を触ってもらい、変化を確かめながら進めました。

沖倉先生

ストレートネックそのものは、じつはそんなに気にしなくていいんですよ。それより、体全身の筋肉が固まってしまって、前側のラインが全体で癒着している。その結果として首が痛くなっている——そう見てとれます。長年の残業の成果ですね。

施術後の変化

沖倉先生

一度、起き上がってみてください。あんなに辛かった起き上がり動作、どうですか。

患者さん

……すごいスムーズです。今まではベッドの端でズッてずらして、足を落としてからじゃないと起きられなかったのに。

患者さん

首も、いつも顔が引っ張られるような感覚があったんですけど、今はないです。腕も動きますね、さっきは全然動かなかったのに。

足からしか触っていないのに、首・腕・起き上がりが同時に変わる。首の回旋も左右に広がり、後ろまで見えるようになりました。「こんなに回るのは何十年ぶりかもしれない」——本人も驚くほどの変化でした。

動画で交わされた詳しいやり取り

沖倉先生

首の痛みで、今いちばん困っているのはどんな場面ですか。

患者さん

運転です。左右を確認しようとしても首が動かなくて、怖くて。あと、寝た状態から起き上がる時に、そのまま素直に起き上がれないんです。

沖倉先生

首の骨を見ますね。本当に湾曲がまったくない。ここまでのストレートネックはあまり見たことがないです。どのあたりが痛みますか。

患者さん

ここと、背中です。ひどい時はこの辺から頭にかけて頭痛もあって。

沖倉先生

右を向く動作がいちばん辛いんですね。左はどうですか。

患者さん

右はここで止まって、これ以上いきません。左は詰まりはないけど、こちら側の突っ張りがひどいです。

患者さん

じつは首と関係あるか分からないんですけど、たまにみぞおちが押されるような痛みがあって、それも気になっていて。

沖倉先生

大いに関係あります。腕を触りますね。腕の前側がパンパンで、前腕の骨も動いていません。首の前側の筋肉が、みぞおちを通って足先までつながっていて、その前側のライン全体が詰まっている。これが首を動かなくしている本当の原因です。

患者さん

病院ではレントゲンも撮って、内科的な痛みかと思って調べてもらったんですけど、まったく問題なかったんです。

沖倉先生

画像には写らない、筋肉のつながりの問題なんですね。上から下まで硬いので、足から一気につなげて取っていきます。ご自身で首を触って、変化を感じていてください。

患者さん

……あ、抜けた。今までに経験したことがないくらい楽です。

沖倉先生

今、バリバリと音が鳴ったところで癒着が取れています。抜ける感覚、どんな感じですか。

患者さん

鳥の手羽の関節を外す時みたいな……そんな感じです。

沖倉先生

冷え性もありますよね。じつはそれも、同じ筋肉のラインが固まって血流が滞ることから来ています。首だけの問題ではないんです。一度、起き上がってみましょう。

患者さん

スムーズに起きられます。首も回るし、こっちの方まで見えるようになりました。何十年ぶりだろうっていうくらい。

沖倉先生

これまで通っていた所では、首は触ってもらえなかったんですね。

患者さん

マニュアルで動作が決まっているみたいで、首が痛いと伝えても触ってもらえなくて、オイルを塗ってもらうだけで。首は危ないから触っちゃいけないと言われているのかもしれません。

沖倉先生

僕も今日、首には直接アプローチしていません。でも首の筋肉は、足や腕の筋肉から全部つながっている。だから足や腕から、首を変えることができるんです。しばらく様子を見てみてください。

患者さん

首の痛みの原因が、まさか足や腕から来ているなんて。これなら運動も、しっかり痩せることもできそうです。今日は本当に来てよかったです。

FAQ

この症例についてよくある質問

この症例では、どのような悩みが紹介されていますか?

ストレートネックという悩みを抱えた方の症例です。首の痛みを抱え残業60時間をこなす女性という生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。

なぜ痛む場所ではなく、離れた部位を施術するのですか?

六層連動操法は、痛みの原因を痛む場所だけに求めません。皮膚から骨まで六つの層の癒着や、筋膜のつながりをたどり、離れた部位(お腹・胸郭・首・過去の手術痕など)から動きを取り戻します。この症例でも、痛む場所とは別の部位に着目して施術しています。

この施術は、どこで受けられますか?

六層連動操法は、セミナーを修了した認定施術者が全国・海外の治療院で行っています。お近くの認定治療院は「全国の治療院」ページからお探しください。

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