CASE 08 股関節痛
10年悪化し続けた痛みが解消!

10年悪化し続けた股関節痛を解消!

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長年悪化し続けた股関節痛に悩む男性が登場

沖倉先生

今、いちばん強く感じる症状はどのあたりですか。

患者さん

腿の付け根、股関節のあたりが突っ張る感じです。前側もこの辺が突っ張って、後ろは真ん中からずっと膝裏にかけて、ずっと突っ張る感じが今いちばん強いです。

歩いているときも突っ張ってしまい、意識しないと足が上がらず、引きずるようになる。我慢して歩き続けると、痛みが尾てい骨のほうまで上がってくるといいます。きっかけは、およそ三十年ほど前に運動中に膝をひねったこと。かばううちに、あちこちへ痛みが広がっていきました。

患者さん

膝を痛めてから、どんどん庇うようになって、そこから少しずつあちこちが痛くなって。仕事でトラックに乗るようになってからは、付け根のあたりまで痛みがすごく出てくるようになりました。どんな動きをしてもズキンズキンして、しびれも出るようになって。

沖倉先生

これまではどんなケアを受けてこられましたか。

患者さん

整体を中心に受けてきたんですが、自分では改善がまったく感じられなくて。藁にもすがる思いで、こちらに来ました。

症状/困っている場面

もともと体を動かすのが好きだった方です。ボールを持って投げようとするだけで痛みが走り、投げられなくなっていました。歩くときも腿の内側が突っ張って歩幅が出ず、ちょこちょことした小さな歩幅でしか進めません。

患者さん

これだけ痛いと、気持ちまで腐りがちになってしまって。もう一度、運動ができるようになれたらいいなと、いつも思っています。

患者さん

靴下を履くのも一苦労で。腰かけた状態だと履けないんです。膝に足を乗せて、引っ張って、行けるところまで寄せて、やっと履く。毎日が戦いという感じで。

動作検査

沖倉先生

日常でいちばんつらい動きから見せてください。

患者さん

まず、しゃがめないです。膝がここまでしか曲がらなくて。足を広げて腰を落とそうとしても、このくらいまでしか下りません。お尻から裏側全部、特に腿が突っ張って、ロックがかかる感じで。

仰向けで脚を上げてもらうと、それだけで痛みが出ます。後ろ側が突っ張り、お尻から腿の裏がパンパンに張った状態でした。

痛む場所ではなく“前側”に着目

沖倉先生

かなり固まっていますね。実は、痛いのは後ろや股関節の付け根なのに、原因は前側にあります。胸の前も少し固くなっている。ここから見ていきましょう。

沖倉先生は、後ろで張っている筋肉と前側とがつながって固まっていることを手で確かめていきます。狙いは、脚の前側を走る腸腰筋。ここが周囲と癒着していると、後ろ側や股関節の付け根に痛みとして現れる、という見立てです。

沖倉先生

この筋肉がすごく張っていて、これが後ろのほうにこうつながって固まっているんです。まず一か所、抜けました。次は関節を回しながら、間にある塊をほぐしていきます。

患者さん

変わりました。さっきより動く感じがします。

施術——後ろをゆるめてから前側へ

沖倉先生

問題は前側なんですよ。今から足の前側にアプローチします。腸腰筋を捉えていて、この腸腰筋が剥がれかけているところが、手に伝わってきます。少しずつ溶かすようにいきますね。これがかなり原因になっています。

患者さん

なんだか、筋を引っ張られているような感覚があります。

沖倉先生

痛い場所を触りますね。これがここにくっついているんです。後ろばかり抜いたので、今度は前側もさらにやっていきます。先に前からアプローチしようとすると、よけいに痛かった。後ろにゆとりができたから、やっと前を触れるんです。

沖倉先生

ここがめちゃくちゃ固まっていて、今はびくともしない。これが実は股関節の芯の部分です。……だいぶ抜けましたよ。一度、気をつけながら立って歩いてみてください。

施術後の変化

患者さん

すごく歩きやすいです。逆に、今度は右が引きずるような感覚が出てきました。

沖倉先生

では、こちら側も同じように抜いていきましょう。

患者さん

笑っちゃいました。痛かったところが、どんどん下にずれていって消えたんです。ちょっと面白くて。体が軽いです。すごく楽です。

歩いてもらうと、以前はこわばって歩いていた足が、気にせずスッスッと運べるようになっていました。続けて、しゃがみ込みと脚上げを再確認します。

患者さん

足が上がりやすいです。これもさっきはできなかったのに。手が届きますね……すごい。届かなかったのに、もう十分です。

沖倉先生

脚を上げても、途中で止められるようになりましたね。安定感が出てきました。

患者さん

あった塊みたいなのが、いなくなった感じです。突っ張り感もなくなりました。本当にびっくりです。

動画で交わされた詳しいやり取り

沖倉先生

この症状は、いつごろから出はじめましたか。

患者さん

もとをたどると、三十年近く前に運動をしていて膝をひねったんです。その膝を痛めてから、庇うようになって。仕事でトラックに乗るようになってからは、付け根のあたりまで痛みがひどく出るようになりました。

沖倉先生

歩いているときは、どんなふうに困りますか。

患者さん

突っ張って、意識しないと足が上がらないので引きずってしまって。我慢して歩いていると、痛みが尾てい骨のほうまで上がってくるんです。

沖倉先生

では、しゃがめるところまでしゃがんでみてください。

患者さん

これで曲がらないです。腰を落とそうとしても、このくらいまで。お尻も腿の裏も、全部突っ張ってロックがかかります。

沖倉先生

仰向けで脚を上げますね。何が痛いですか。

患者さん

後ろのここら辺が突っ張ります。お尻も腿の裏もパンパンです。

沖倉先生

かなり固まっていますね。胸の前側も少し固い。痛いのは後ろですが、前側からゆるめていきます。ここの筋肉が、後ろにこうつながって固まっているんです。

患者さん

後ろが張って辛くなる場所です。……あ、抜けた感じがなくなりました。

沖倉先生

問題は前の腸腰筋です。剥がれかけているところを、少しずつ溶かしていきます。これがかなり原因になっている。痛い場所そのものは、ここにくっついているんです。

患者さん

引っ張られるような感覚があります。

沖倉先生

だいぶ抜けました。一度立って、気をつけながら歩いてみましょう。

患者さん

すごく歩きやすいです。あ、今度は右が気になってきました。

沖倉先生

では右も同じように。……どうですか。

患者さん

痛いところがどんどん下にずれて消えました。体が軽くて、楽です。足がスッと出ます。

沖倉先生

脚上げとしゃがみも見てみましょう。

患者さん

上がりやすいです。手も届きます。さっきまで届かなかったのに。安定感があって、突っ張り感もなくなりました。

沖倉先生

ご自宅では、股関節の付け根が怪しいなと感じたら、胸の下側に手を当てて、胸を上へ伸ばしながら、そこを下へグイッと引っ張る。そのまま胸を開くと、前側がゆるみますよ。

患者さん

本当に感無量です。この生活から、また運動がたくさんできるようになりそうで。気持ちも前向きに、動こうと強く思えるようになりました。ありがとうございました。

FAQ

この症例についてよくある質問

この症例では、どのような悩みが紹介されていますか?

股関節痛という悩みを抱えた方の症例です。10年悪化し続けた痛みが解消!という生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。

なぜ痛む場所ではなく、離れた部位を施術するのですか?

六層連動操法は、痛みの原因を痛む場所だけに求めません。皮膚から骨まで六つの層の癒着や、筋膜のつながりをたどり、離れた部位(お腹・胸郭・首・過去の手術痕など)から動きを取り戻します。この症例でも、痛む場所とは別の部位に着目して施術しています。

この施術は、どこで受けられますか?

六層連動操法は、セミナーを修了した認定施術者が全国・海外の治療院で行っています。お近くの認定治療院は「全国の治療院」ページからお探しください。

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