残業が月140時間を超えていた時期に、身体がちぎられるような激痛で動けなくなって…。30代で寝たきりの生活を経験しました。坐骨神経痛や仙腸関節障害と診断されて、今も痛みと付き合いながら生活しています。
寝たきりは高齢者だけの話ではありません。働き盛りの30代でも、身体を酷使し続ければ限界は突然やってきます。
神経が過敏になっているため、この日の施術はいつも以上に慎重に進みます。
しゃがみ込む動作、床に寝た状態での痛みを確認しながら、これまでの経過を聞いていきます。長時間のデスクワークと極度の疲労で、胸郭(肋骨まわり)から骨盤にかけて広い範囲が固まっていました。
神経の痛みが強い方は、いきなり強く触ってはいけないんです。胸郭から骨盤まで、癒着している場所を確かめながら、負担をかけない範囲で少しずつゆるめていきますね。
敏感になった神経を刺激しないよう、様子を確かめながらの高難度の施術が続きます。決して楽な時間ではありません。それでも施術が進むと——
正直、痛かったです(笑)。でも終わってみると、あの張りつめていた感じがスッと抜けています。
施術後の再チェックでは、つらかったしゃがみ動作がスムーズになり、床の物にも手が届くように。動作の変化は動画で見比べてみてください。
身体がこんなに動くのは久しぶりです。寝たきりだった頃を思うと、本当にうれしいです。
働きすぎでできた癒着は、休むだけではなかなか戻りません。今日ゆるめた分を維持できるように、身体の使い方も一緒に見直していきましょう。
「まだ若いから大丈夫」と無理を重ねている方にこそ見てほしい症例です。神経の痛みに配慮した施術の実際は、上の動画でご覧いただけます。