CASE 44 坐骨神経痛・再発
腰椎5番ではなく、骨盤の中身と太ももだった

ヘルニア手術10年後に再発した坐骨神経痛——肘の骨折と足首の捻挫から検査

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10年前にヘルニアを手術、今年5月に左の坐骨神経痛が再発した女性が登場

沖倉先生

椎間板ヘルニアを10年前に手術して、最近再発したということですね。

患者さん

腰椎の5番が飛び出て、ブロック注射は効かず手術をしました。もう治療しなくていいというところまでになったのに、今年の5月に再発して。

きっかけを尋ねると、去年11月に肘を骨折してギプスで1か月固定、ギプスが取れた翌週に転んで右足首を捻った、という経緯が出てきました。放置していたところ、ある日突然、左の坐骨神経痛を発症。太ももの裏のしびれは日によって出たり出なかったりで、この日もしびれています。病院では「5番のヘルニアが圧迫して再発したのでは」と言われたものの、前回より痛む場所が下にずれ、足先には来ていないため「何か違うところなのかな」と感じていたそうです。

動作検査——脚を閉じたまま上げられない

患者さん

広げて上げるならいいんですけど、足をつけたまま上げるのがすごい大変なの。歩く時は足をついた時にしびれて、右の足首も痛いです。

歩く動作では左脚を引きずるように運びます。しびれは左脚の裏側、前側にも少し。先生は「今回は5番ではないですね」と、腰椎ではなく別の場所を指しました。

原因は腰椎ではなく、骨盤の中身と太もも

沖倉先生

結局、骨盤の中身です。仙腸関節のあたりなので坐骨神経痛にはなりやすい。注射が効かない、痛みがすぐ戻るというのは、そこが原因ではないという一つの指標になります。

患者さん

太ももはもうノーマークでした。施術で触られたのは本当に初めてです。……すごい楽になった。柔らかくなりました、びっくり。

太ももからしびれを抜いてつなげると、しびれはその場で取れました。続いて強く張っていた背中を取り、「肩こりもひどいはずですよ」「気がつかなかった」。先生の説明では、肘の骨折や足首の捻挫をきっかけに体の中身が全体的に固くなり、感じていなかった痛みが蓄積して限界を超えたところで発症する、とのこと。本人も当時は左目から涙が止まらなくなるほど不調だったといいます。

捻挫した足首、骨折した肘

右足首は捻挫以来ほとんど動かず、骨が動いていない状態。その攣縮は脚の裏側を通って腰までつながっていて、本人に触ってもらうと「硬いです」。足首の骨を動かした瞬間、「なんか入ったみたいに一気に動いた」「力が抜けました」と脚全体が柔らかくなりました。肘も、骨はくっついたが小指側の骨が全然動いていない。ここから体のこちら側に不調が来ているはず、と取っていきます。

患者さん

すごい楽になります、これ。ギプスを外した後みたい。いろんな方向に曲がらなくて、回すのもできなくて、すごい大変だったんです。

沖倉先生

最初に「もしかしたら肘かな」と言っていたところが発端で、お尻の方が痛くなってしまったんです。

施術後——足の裏のしびれが消え、脚が上がる

患者さん

足の裏のしびれ、全然ないです。もう全然違う。脚の上がり方が違う。これ、できなかったんです。すごい楽。

「上がらなかったから引きずっていたんですね」と先生。「他の治療院さんの施術とは全く別物で、体の中から緩む」「しびれていたんですけど、実は今はもう全然なくて」。そう話して、この日の施術は終わりました。

動画で交わされた詳しい問診

沖倉先生

椎間板ヘルニアを10年前に手術して、最近再発したということですね。

患者さん

坐骨神経痛を発症して、腰椎の5番が飛び出ていて、ブロック注射は効果がなくて手術をしました。もう治療しなくていいというところまでになったんですけど、今年の5月に再発して。

沖倉先生

5月に発症するきっかけのようなことはありましたか。

患者さん

おそらく、去年の11月に肘を骨折して、ギプスで1か月固定して、ギプスが取れた翌週に転びまして。右の足首を捻ったんですけど、そのまま放置していたんですね。ある日突然、左の坐骨神経痛が発症しました。

沖倉先生

しびれているのはどのあたりですか。

患者さん

裏はしびれています。日によって出たり出なかったりで、今日もしびれているから。5月からずっとです。

沖倉先生

脚を上げる動作はどうですか。

患者さん

広げて上げるんだったらいいんですけど、足をつけたまま上げるのがすごい大変なの。右の足首も痛くて、歩く時はついた時にしびれて、こういう感じで引きずっています。

沖倉先生

今回は5番ではないんですよ、やっぱり。

患者さん

病院では5番のヘルニアがまた圧迫したと言われたんですけど、前の痛みの場所より下にずれて足先には来ていなかったので、何か違うところなのかなとは思っていました。

動作検査と施術中のやり取り

沖倉先生

まずしびれを抜いていきます。今つなげました。

患者さん

なんかすごい楽になりましたね。柔らかくなった、びっくり。これはどこなんでしょう。

沖倉先生

結局、骨盤の中身になります。仙腸関節のあたりだから坐骨神経痛にはなりやすい。注射が効かない、すぐ戻るというのは、そこが原因じゃないという一つの指標になります。

患者さん

太ももはノーマークでした。本当に初めて触られました。……あ、しびれも取れました。すごい、なんでだろう。

沖倉先生

背中もすごく張っているので取ってしまいますね。だから肩こりもひどいはずです。

患者さん

気がつかなかったです。……なんか伸びましたね。抜けてきているのが分かります。

沖倉先生

次は足首。捻挫して全然動いていない。背屈に制限がかかって、骨が動いていないので動かしに行きます。ここに攣縮があるでしょう。これが脚の裏側を通っていく。ここを触っていてください、つながっているところだから。

患者さん

硬いです。本当にその怪我の後からです。……あ、なんか入ったみたいに一気に動いた。力が抜けました。全然違います。

沖倉先生

骨が動き出して柔らかくなった。これが捻挫の影響です。肘も見ます。……全然だめだ。骨はくっついたけれど、小指側の骨が全然動いていない。そこから体のこちら側に不調が来ているはずなので、取っておきましょう。

患者さん

なんかすごい楽になります、これ。ギプスを外した後みたいです。いろんな方向に曲がらなかったんですよ。回すのもできなくて。

沖倉先生

最初に「もしかしたら肘かな」と言っていたところが発端で、お尻の方が痛くなってしまった。右のかかとの外側がおかしくなり、小指側の肘がおかしくなって、そのまま坐骨神経痛になった。内側のラインが固まって、脚の裏側から出ていた症状です。今緩めたので、足の裏もしびれがない。

施術後の再検査

患者さん

足の裏のしびれ、全然ないです。

沖倉先生

歩いてみてください。足をついた時にしびれて痛いと言っていましたね。

患者さん

あ、もう全然違います。脚の上がり方が違う。すごい。これ、できなかったんです。あー、すごい楽、これ。

沖倉先生

上がらなかったから、引きずっていたんですね。

患者さん

他の治療院さんでの施術とは全く別物で、体の中から緩む。しびれていたんですけど、実は今はもう全然なくて。こういうことがあるんだなと思って。

沖倉先生

良かったです。わざわざお越しいただいて、ありがとうございます。

FAQ

この症例についてよくある質問

この症例では、どのような悩みが紹介されていますか?

坐骨神経痛・再発という悩みを抱えた方の症例です。腰椎5番ではなく、骨盤の中身と太ももだったという生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。

なぜ痛む場所ではなく、離れた部位を施術するのですか?

六層連動操法は、痛みの原因を痛む場所だけに求めません。皮膚から骨まで六つの層の癒着や、筋膜のつながりをたどり、離れた部位(お腹・胸郭・首・過去の手術痕など)から動きを取り戻します。この症例でも、痛む場所とは別の部位に着目して施術しています。

この施術は、どこで受けられますか?

六層連動操法は、セミナーを修了した認定施術者が全国・海外の治療院で行っています。お近くの認定治療院は「全国の治療院」ページからお探しください。

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