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SCIATICA & ADHESION

坐骨神経痛の原因と治し方
お尻や脚の痛みは、腰だけの問題ではない

お尻から太ももの裏、ふくらはぎまで、ズキッと走る痛みやしびれ。病院では「坐骨神経痛」「ヘルニア」「狭窄症」と言われ、痛み止めやストレッチを続けても、良くなったり戻ったりをくり返す方が多い症状です。六層連動操法では、坐骨神経痛の多くを腰の問題ではなく、お腹・骨盤・太ももの奥で膜どうしが貼りついた「癒着」が神経の通り道を引っぱっている状態と考えます。

編集:六層連動操法 事務局
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この記事のポイント
  • 坐骨神経痛の痛みは脚に出ても、原因は腰やお尻から離れた場所にあることが多い
  • ストレッチや痛み止めで戻るのは、神経を引っぱっている癒着が残っているから
  • 六層連動操法は、原因になっている癒着を剥がす。取れた癒着は元に戻らない

坐骨神経痛はなぜ起きるのか

坐骨神経は、腰から骨盤を通り、お尻の深い筋肉の間をくぐって脚へ向かいます。この通り道のどこかで神経が引っぱられたり、締めつけられたりすると、神経が通っている先のお尻や脚に痛みやしびれが出ます。

六層連動操法では、その「引っぱり」の元を癒着と考えます。手術やケガ、胃腸や子宮・腎臓など内臓まわりの炎症のあと、修復の過程で膜どうしが貼りついたまま残る。それが癒着です。癒着した場所は、まわりの膜をずっと引っぱり続けるため、離れた場所に痛みを出します。坐骨神経痛で多いのは、お腹の奥(腸や腎臓のまわり)、骨盤の内側、太ももの付け根にできた癒着です。

ストレッチや痛み止めで「戻る」理由

お尻や太ももを伸ばすと、その場では楽になります。痛み止めも痛みの信号を抑えてくれます。ただ、どちらも神経を引っぱっている癒着そのものには触れていません。だから数日たつと、同じ痛みが出てきます。

「腰を揉んでも治らない」「病院で腰の写真を撮っても異常がない」という方は、痛みの原因が腰にないことを体が示しています。痛む場所と、原因の場所は別です。

六層連動操法が確認すること

六層連動操法は、皮膚のすぐ下から骨膜まで、幾重にも入り組んだ筋膜のつながりを深さごとに「六つの層」としてとらえ、層のあいだに生じた癒着を剥がしていく手技療法です。坐骨神経痛の方には、まず脚を上げる・前にかがむ・片足で立つといった動作を確認し、どこを押さえると動きが変わるかをたどって、原因の癒着を探します。

  1. 動きを確認痛みの出る動作と、しびれの範囲を整理する
  2. 原因をたどるお腹・骨盤・太ももの奥で、動きを止めている癒着を探す
  3. 癒着を剥がすテコの原理で深部に力を届け、剥がしたあとに動きの変化を確認する

取れた癒着は、基本的に元には戻りません。ただし、長い年月をかけて積み重なった癒着は、1回の施術では取り切れない部分も多く残ります。そのため次回、残っている癒着を再チェックして続きを進めます。

炎症が続くと、新しい癒着ができる

癒着のきっかけは炎症です。取れた癒着は戻りませんが、炎症がいまも続いていると、同じ場所に新しい癒着がくり返しできます。見落とされがちなのが、毎日の食事が起こす小さな炎症です。

  • 高温で調理した油(揚げもの・炒めもの・スナック菓子)
  • 甘いもの(菓子・甘い飲みもの)
  • 加工食品(ハム・ソーセージ・インスタント食品・コンビニの弁当や惣菜)
  • アルコールの頻度、タバコの本数

これらは胃腸や肝臓のまわりで炎症を起こし、内臓を包む膜を硬くします。その硬さがつながっている筋膜へ広がって、痛みに発展します。施術で癒着を剥がすことと、食事で炎症をおさえることは、車の両輪です。

施術の様子(動画)

実際の施術で、痛む場所ではなく原因の場所をたどり、癒着を剥がしたあとに動きがどう変わるかを公開しています。

【ズキンッ!!】これはひどすぎる!!座れないし立てない...。重度の坐骨神経痛を癒着剥がし!(YouTube・39,641回再生)

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同じ症状の施術症例

問診から動作の確認、原因の見立て、施術後の変化まで、記録として公開しています。

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よくある質問

坐骨神経痛は、腰のヘルニアが原因ではないのですか?

画像でヘルニアが見つかっても、痛みの原因がそこだとは限りません。ヘルニアがあっても痛みのない人は多くいます。六層連動操法では、お腹や骨盤の奥の癒着が神経を引っぱっているかどうかを、動作の変化で確かめます。

ストレッチは続けてもいいですか?

痛みが強くならない範囲なら続けて構いません。ただ、ストレッチは癒着そのものを剥がす方法ではないので、戻る場合は原因が残っていると考えてください。

何回くらいで変わりますか?

1回目の施術で動きの変化を確認します。取れた癒着は戻りませんが、長年の癒着は1回で取り切れない部分が残るため、次回に残りを再チェックして進めます。回数は癒着の量と、炎症を起こす習慣が続いているかで変わります。

自分で癒着を剥がせますか?

セルフケアで剥がせる浅い癒着もあります。お腹や骨盤の奥の深い癒着は、動画のセルフケアを参考にしながら、認定治療院で確認してもらうのが近道です。

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この記事について

六層連動操法事務局が、沖倉国悦の臨床経験と公開している施術動画・症例記録をもとに作成しています(作成日:2026年10月03日)。「癒着」は六層連動操法の臨床上の見方を含む言葉です。記事の訂正・ご質問はお問い合わせページへお寄せください。