小さい頃から股関節が痛く、正座やあぐらができなかったんですね。
修学旅行の座禅で「どうやって脚を組むの?」と言われて、初めて周りと違うと気づきました。
バスケットボール部に所属する高校2年生。正座、あぐら、開脚、長座が難しく、座敷のラーメン店では前かがみにならなければ食事ができません。家族が驚くほど、幼い頃から身体が硬かったそうです。
あぐらでは膝が大きく浮き、長座では骨盤を起こせず、手を離すと後ろへ倒れそうになります。股関節だけでなく、背中とふくらはぎにも強い緊張がありました。
原因は股関節だけではなさそうです。下腹部から背中へ続く硬さを探します。
問診ではアトピーやアレルギー、腹部症状についても確認。下腹部から骨盤、背骨、肋骨の裏へつながる硬さを施術していきます。
脚が上がりやすく、身体も軽くなってきました。
強く伸ばすのではなく、下腹部の滑りを作って股関節が動ける状態にしています。
施術後は、あぐらで身体を起こしやすくなり、長座でも施術前より前へ。前屈では手のひら一つ分ほど到達距離が伸びました。
さっきより楽です。前へ行けるようになりました。
お母さまも、施術前とは違うふくらはぎの柔らかさを触って確認。最後に、下腹部の硬い場所へ指を当てて脚を内外へ動かすセルフケアを伝えました。