CASE 12
全身連鎖のつり
息もできない程の激痛と筋力低下
息ができないほどの激痛と筋力低下。
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全身が連鎖的につる。息ができないほどの激痛と筋力低下。交通事故・咳の衝撃による深層癒着の恐怖
1. 身体を支配する「全身連鎖のつり」
特定の部位だけでなく、全身のあらゆる箇所が連動して「つる(攣縮)」という症状は、患者様にとって単なる筋肉の問題を超えた、生命の危機を感じさせるほどの恐怖です。特に、胸部や腹部がつることで「息ができない」ほどの苦痛に襲われる状態は、日常生活そのものを停止させてしまいます。
本稿では、過去の多重事故や激しい咳、職場の負荷が重なり、全身がガチガチに固まってしまった介護福祉士の女性を症例として取り上げます。六層連動操法®がいかにして、重力にすら耐えられないほど低下した筋力を回復させ、全身の連鎖的な癒着を解消したかを詳しく解説します。
2. 度重なる衝撃が招いた「身体の崩壊」
患者様は40代の頃からの交通事故や自転車事故、さらには近年の過酷な労働環境により、以下の重篤な症状を抱えていました。
2.1 事故と過負荷の履歴
- 複数回の交通事故:右肩をスライドドアに挟まれる、自転車事故で胸部を強打するなど、上半身に大きな衝撃を繰り返し受けていた。
- 激しい咳の蓄積:コロナ後の100日咳により、肋骨骨折寸前の衝撃を腹部・胸部に受け続け、それ以来お腹が頻繁につるようになった。
- 職場の過負荷:介護職における階段移動の負荷により、頸椎・腰椎症を発症。
2.2 絶望的な日常の機能不全
- 全身のつり(攣縮):ふくらはぎだけでなく、お腹や背中、リンパ周りまで全身が連鎖的につる。背中がつると動けなくなり仕事を休まざるを得ず、胸部がつると息ができなくなるほどの苦痛。
- 重度の筋力低下と麻痺感:足に力が入らず、自力で立ち上がることが困難。常に体に「分厚い膜」が張っているような、ボワンとした感覚の麻痺があった。
- 歩行・財位の困難:座り続けると吐き気がし、トイレ移動すら覚悟が必要なほどの激痛。
3. 深層部の「油のような固着」
沖倉先生の診断により、全身が連鎖的につる原因は、過去の衝撃で形成された深層部の「癒着」であることが判明しました。
3.1 組織の「滑走性」の完全消失
患者様の体は、度重なる事故や咳による衝撃で、筋肉同士が「油が固まったような」状態で癒着していました。
- 腕と首の連動:腕が上がらない原因は腕そのものではなく、首の深層部の癒着にあった。
- 腹部・腰部の固着:100日咳やお腹の強打により、深層の筋肉(大腰筋など)がガチガチに固まり、それが全身の「つり」を誘発する引き金となっていた。
3.2 筋出力の消失(神経伝達の阻害)
癒着がひどすぎたため、脳からの指令が筋肉に届かず、筋出力が通常の1/10以下にまで低下していました。これが、自力で立てない、足が上がらないといった症状の正体でした。
4. 溶けるように消える癒着
沖倉先生は、全身の固着を解くために、最も制限をかけているポイントを特定し、六層連動操法®による精密な癒着剥がしを行いました。
【六層連動操法の驚異】 無理に揉みほぐすのではなく、組織の癒着を「点」で捉えて剥がすことで、患者様が「油が溶けるようにいなくなった」「ふにゃふにゃになった」と表現するほどの劇的な変化を生み出しました。
5.夢のような機能回復
わずか一回の施術で、患者様は長年諦めていた身体機能を取り戻しました。
- 筋力の劇的回復:指一本の力にも抗えなかった足が、施術後には10倍以上の力で踏ん張れるようになり、足が軽々と上がるようになった。
- 立ち上がりの解消:何かに掴まらなければ立てなかったのが、「嘘!?軽い!」と驚くほどスムーズに、どこも痛くなく立ち上がれるようになった。
- 感覚の正常化:体に張り付いていた「分厚い膜」が剥がれ、直接触られている感覚が戻り、全身のしびれや麻痺感が消失。
- 精神的な諦めからの救出:他院で「もう治りません」と言われ諦めていた患者様は、「夢のようです」と涙ながらに喜びを語られました。
6. 諦める前に「癒着」という視点を
本症例は、事故や病気(咳)などの過去の衝撃が、数十年経っても「癒着」として体に残り続け、全身を縛り付ける原因になることを証明しました。
六層連動操法®は、このような「もう付き合っていくしかない」と言われた絶望的な症状に対し、癒着を物理的に解消することで、再び自分の体を取り戻す希望を与えます。
「全身がつる」「どこを触っても痛い」という奇妙な症状の裏には、必ず剥がすべき癒着が隠されています。
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