7年前に顔面神経麻痺を発症。点滴や薬、鍼などを受けても右顔面の動かしにくさが残り、まばたきが難しくドライアイにも悩んでいました。人前でマスクを外せず、家族以外との食事を避けてきたといいます。
日常生活では、どんな場面が一番困りますか?
右目を閉じにくく乾きます。食べる時は口元からこぼれることがあります。
感覚がないのではなく、動かしにくさが中心ですか?
触られた感覚はあります。でも口や目が思うように動きません。
これまで、どんな治療を受けましたか?
点滴、薬、鍼、電気などです。形成外科の手術も提案されました。
7年間、人との食事を控えてきたのですね。
家族以外とは行けませんでした。基本的にマスクを外せません。
顔面にも硬さがありますが、首の前と胸郭の動きがかなり制限されています。
顔の症状なのに、胸や腕まで見るんですね。
首から顔へ続く緊張がどこで変わるか、全身から照合します。
足を調整されているのに、耳の奥まで響く感じがあります。
胸骨と鎖骨の間、首の深部にも重なった硬さがあります。
そこは自分では触れない場所です。
口を大きく開け、目を開く動きを施術前の映像と比べます。
口は右へ引かれ、右目はこれが最大でした。
もう一度、「あ・い」と発音しながら口を動かしてください。
動かしやすいです。耳の奥で何かが動き出したような感覚です。
右目も先ほどより大きく開いています。
鏡を見ると表情が違います。頬の引きつりも軽いです。
話しやすさや声の出しやすさはいかがですか?
言葉が出しやすく、発声も違うと感じます。
顔面神経そのものを治したと断定するものではありません。
分かっています。でも今の変化はうれしいです。
眼科・神経内科など必要な診療は続けてください。
はい。最初からここへ来ればよかったと思うほど、体の感覚が違います。
顔面神経麻痺は発症時期や原因により治療が異なります。急な顔の麻痺は脳血管疾患の可能性もあるため、直ちに医療機関を受診してください。
顔面神経麻痺という悩みを抱えた方の症例です。7年間、まばたきや食事、会話に不自由を抱えていた男性という生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。
症状の原因、経過、既往歴、体の状態は一人ひとり異なります。このページは個人の施術経過であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
強い痛み、急なしびれや筋力低下、発熱、外傷後の症状、排尿・排便の異常などがある場合は、まず医療機関へご相談ください。通院中の方は主治医の指示を優先してください。