頸椎と腰椎のヘルニアを指摘され、左人差し指の感覚低下が続いていました。紙が1枚か2枚か、表面が滑らかかざらざらか、熱いか冷たいかを判別しにくく、握力も右より弱い状態でした。
指先の感覚は、具体的にどう違いますか?
触れているのは分かりますが、紙の厚さや素材の違いがぼんやりします。
温度も分かりにくいですか?
はい。左人差し指だけ、熱さを感じるまで時間がかかります。
症状が強くなったきっかけはありますか?
首へのブロック注射の後、強い痛みとしびれが出ました。
医師からはどのような説明がありましたか?
戻るかもしれないが分からない、という説明でした。
首の下部、とくに深い層に強い硬さがあります。
そこを触られると、人差し指まで響きます。
炎症や処置の後に周囲組織が硬くなることはありますが、原因は断定できません。
首だけでなく、腕の内側も張っています。
親指・人差し指側へ続く腕のラインと首の動きを一緒に整えます。
施術中に、指の先まで血が通うような感覚があります。
ここで指を曲げ伸ばししてください。
動かしやすいです。左手に力も戻ってきました。
目を閉じ、紙の表面を左右の指で比べてください。
左でも滑らかさが分かります。1枚の薄さも感じます。
次はタオルの粗さを確認します。
ざらざらした凹凸が、立体的に分かるようになりました。
握る力も、左右差が小さくなっています。
親指と人差し指でしっかりつまめます。
感覚障害は神経の評価が重要です。変化が続くか慎重に見ましょう。
はい。今まで平面だった感覚が、立体に戻ったようで驚いています。
進行するしびれや脱力があれば、すぐ医療機関へ相談してください。
分かりました。主治医の診察も続けます。
指先のしびれ・感覚低下は、脳・脊髄・末梢神経など複数の原因で起こります。急な発症、広がる麻痺、言語障害などがある場合は救急受診を検討してください。
人差し指のしびれ・感覚低下という悩みを抱えた方の症例です。紙の厚さや温度が分かりにくい、左人差し指の感覚低下が続く男性という生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。
症状の原因、経過、既往歴、体の状態は一人ひとり異なります。このページは個人の施術経過であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
強い痛み、急なしびれや筋力低下、発熱、外傷後の症状、排尿・排便の異常などがある場合は、まず医療機関へご相談ください。通院中の方は主治医の指示を優先してください。