側弯が進み、大きな病院では手術の難しさや危険性を説明されました。朝から約2時間動くと腰が張り、立つ時は何かにつかまる必要があります。体形を隠す服を選び、毎日複数のベルトで支えていました。
腰痛は、どのくらい続いていますか?
15年以上です。曲がりも少しずつ強くなりました。
日常生活で困るのは、どんな時ですか?
朝に家事をすると2時間ほどで腰が固まり、立っていられません。
立つ時は何かにつかまっていますね。
支えがないと怖いです。どう歩けばいいか分からなくなる時もあります。
右脚は左と比べてどんな感覚ですか?
体から離れてぶら下がっている感じで、力が入りません。
お腹や骨盤の手術歴を教えてください。
帝王切開など、下腹部の手術を複数回受けています。
一時期は歩けず、ベッドの周りに必要な物を置いて生活したこともありますね。
はい。腰ばかり治療してきましたが、お腹を言われたのは初めてです。
下腹部の奥に大きな硬さがあり、骨盤と右脚を引いています。
触られると、硬い塊があるのが自分でも分かります。
強く押さず、離れた場所から滑走を助けていきます。
お腹を直接痛くされないのに、塊が小さくなる感じです。
仰向けで右脚を上げてください。
上がります。さっきは途中で止まったのに、力も入ります。
次は、手を使わずにゆっくり立てますか?
立てました。何かにつかまらなくても大丈夫です。
数歩歩き、左右の脚が体につながる感覚を比べてください。
右脚が自分の脚に戻った感じです。電気が走るような違和感も減りました。
側弯の角度が一度で治ったという意味ではありません。
分かっています。でも体が変われると知れたことがうれしいです。
手術歴や骨の状態を医療機関で確認しながら、動ける範囲を広げましょう。
はい。無理をせず、この立ちやすさを経過で見ます。
側弯症にはさまざまな原因と重症度があります。外見や角度の改善を保証する内容ではありません。強い痛みや進行がある場合は専門医へご相談ください。
側弯症・腰痛という悩みを抱えた方の症例です。15年以上の腰痛と体の傾きで、立つことにも不安があった女性という生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。
症状の原因、経過、既往歴、体の状態は一人ひとり異なります。このページは個人の施術経過であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
強い痛み、急なしびれや筋力低下、発熱、外傷後の症状、排尿・排便の異常などがある場合は、まず医療機関へご相談ください。通院中の方は主治医の指示を優先してください。