両膝に既往があり、突然、左膝から下に強い痛みが出現。杖を使っても5分ほどしか歩けず、駅までご主人に送ってもらう生活になっていました。
今は、どのくらい歩くとつらくなりますか?
5分も歩けません。左膝と膝下が痛く、脚に力が入りません。
左脚へ体重を乗せるとどうなりますか?
怖くて乗せられず、前かがみで右へ逃げるように歩いています。
きっかけになる出来事はありましたか?
以前、膝を強くぶつけたことはあります。でも前日までは普通だったんです。
急な痛みは医療機関で原因を確認することが前提です。その上で動きを見ます。
はい。今日は、少しでも普通に足を着けたいです。
左脚の内側がほとんど動かず、骨盤へ続く緊張が強く出ています。
膝の下を触られると、内ももまでつながっている感じがします。
足裏も外側に偏り、親指側へ荷重できていません。
立つ時は、つま先の一部だけで耐えていました。
まず骨盤内側と内転筋の滑走を助け、膝への引っ張りを減らします。
強く膝を揉まないのに、足が少しずつ伸びてきます。
ここで一度立ち、痛みが出ない範囲で数歩歩いてください。
足が床に着きます。さっきの鋭い痛みがありません。
まだかばう癖は残っていますが、左脚へ体重を移せています。
びっこは少しありますが、痛みがないだけで全然違います。
膝を曲げたままではなく、股関節から脚を前へ運べています。
仕事へ行けそうと思えるくらいです。
急な症状なので、今日だけで判断せず経過を見てください。
分かりました。無理に長く歩かず、少しずつ確認します。
腫れ、熱感、強い痛みの再発があれば、すぐ医療機関へ相談しましょう。
はい。注意点まで分かって安心しました。
今日の目標だった「足を着いて歩く」は確認できました。
杖に全部頼らず歩けたのが、本当にうれしいです。
突然の強い痛みや歩行困難は、骨折・血管・神経などの問題が隠れる場合があります。施術動画だけで自己判断せず、必要な医療評価を受けてください。
突然の膝痛・歩行困難という悩みを抱えた方の症例です。前日まで元気だったのに、杖が必要で5分も歩けなくなった女性という生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。
症状の原因、経過、既往歴、体の状態は一人ひとり異なります。このページは個人の施術経過であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
強い痛み、急なしびれや筋力低下、発熱、外傷後の症状、排尿・排便の異常などがある場合は、まず医療機関へご相談ください。通院中の方は主治医の指示を優先してください。