▲ 腱鞘炎の原因(手〜背中のつながり)と、2つのセルフケアを実演しています
こんなこと、ありませんか?
- 親指の付け根・手首を動かすとズキッと痛む
- 物をつまむ・タオルを絞ると痛い
- スマホ・パソコン・抱っこで手を使いすぎ
- サポーターや湿布で様子を見ている
- なかなか治らない・くり返す
腱鞘炎は“手だけ”では治りにくい
腱鞘炎は、親指側の腱が炎症を起こし、動かすとスムーズに動かず激痛が走る状態。でも、その腱の“膜のライン”は、じつは背中(肩甲骨と背骨の間)までつながっています。

腱鞘炎の方は、この背中側(肩甲骨と背骨の間)がガチガチに張っていて、猫背になっていることが多いもの。だから、手首だけでなく、腕〜背中のつながりをゆるめることが大切です。
腱鞘炎をゆるめるセルフケア
患部そのものと、つながる腕のラインにアプローチします。痛くない範囲で、やさしく行ってください。
患部を“ずらして”癒着をはがす5回×数セット
親指を反らせると手首の外側に浮き出る2本の腱をたどり、かたい・痛い所を見つけます。反対の手で、その部分の皮ふを小指側へ軽く巻いてひねり、痛くない範囲で親指を小指方向へゆっくり曲げる——これを5回ほど。皮ふをずらすことで、腱と皮ふの間の癒着に“はがす力”が加わります。

腕〜背中のラインを伸ばすライン伸ばし
腕を上げていくと、親指から背中(肩甲骨の内側)までの膜のラインが伸びます。つながっている背中側までゆるめると、根本から軽くなりやすくなります。

やるときの注意
無理は禁物。 痛気持ちいい” までにしましょう。
- 強く引っ張りすぎない・痛みが強いときは中止する
- 腫れ・熱感が強い急性期は無理をしない
- 長引く・悪化するときは整形外科へ
強い痛み・しびれ・長引く症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
腱鞘炎がなかなか治らない・くり返す方は、腕から背中・全身のつながりから見直すのが近道です。お近くの認定治療院で相談できます。
よくある質問
サポーターや湿布だけでは治りませんか?
手首だけほぐせばいいですか?
やるときのコツは?
※本記事は健康情報の提供を目的としたもので、診断・治療を行うものではありません。効果には個人差があります。しびれ・強い痛み・長引く症状がある場合は、医療機関にご相談ください。