CASE 51 線維筋痛症・狭窄症
左足に感覚が戻り、靴下が一瞬で履けた

全身が石のように固まる線維筋痛症——体の外側と腸腰筋の塊

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線維筋痛症と脊柱管狭窄症で、年に数回「全身が石のように固まる」——ご主人に支えられて来られた女性が登場

沖倉先生

約30年前から腰痛と肩こりがひどく、全身の筋肉が硬直して、背中は鉄板のようだと言われるほどこわばりが強い。呼吸も浅いんですね。

患者さん

そうです。痛みはいろんなところに出るんですが、左側を中心にずっと繋がって足先まで。痛みとしびれと両方です。

線維筋痛症と脊柱管狭窄症。狭窄症の影響で少し歩くと足に力が入らなくなり、歩行中に物に引っかかって転ぶことがあります。年に数回は全身が石のように固く動けなくなり、以前は床で寝ていた時に自分で起きられず、毎朝ご主人に手を引いて起こしてもらっていたそうです。病院も整体もいろいろ行きましたが合うところがなく、先生のYouTubeを何回も見て、「私の体を直してもらえるのは先生しかない」と来られました。

患者さん

こんな生活がずっと続くのかなって、やっぱりすごく落ち込むし。主人がおらんかったらどうなるんだろうって、本当に考えます。

動作検査——靴下を履くだけで攣り、脚は異様に重い

靴下を履こうとすると「痛い痛い、攣る攣る」と脚が攣り、首も肘も痛みます。床からは左脚で立てず、右脚で頑張ってようやく。左の足裏はしびれて感覚が鈍く、「足の機能を果たしていない」。寝返りも「落ちるんじゃないかと思って怖い」状態。骨盤には回旋が入らず、脚を上げようとしても「異様に重くて」上がりません。

見立て——体の外側の塊と、腸腰筋・骨盤の硬さ

沖倉先生

腕を見ると全体的にパンパンで、特に外側がひどい。この影響が背中まで来ていて、腕を上げようとするとここでもう制限がすごく強い。体の中身に鉛みたいなものがあるんです。

腕が硬いので腸腰筋も骨盤も硬く、脚は内側には曲げられるものの、真ん中と外側には動かず「痛い」。自分で外側に開こうとしても「重たい、めっちゃ重たい、なんだこれ」。「これが今のご自身の体なんですよ」と先生は言い、「抜いていきますよ。軽くなってくるからね」と施術に入ります。

施術中——「来た来た、めっちゃ軽い」

患者さん

足の先っちょにシュワンシュワンって……あ、抜けた。分かりました。すごい。来た来た、めっちゃ軽い、先生。びっくり。

「上がるっていうか、行っちゃう」「嘘みたい」。しびれは「言われたら全然忘れていました」というほど減っています。首の筋肉は「ここもカチカチ」。耳鳴りの影響はここから来ているので取っていく、と先生が手を進めると「先生、溶けちゃいましたよ、ここ」。さっき全然上がらなかった脚が自分で上がりました。

施術後——左足に感覚が戻り、靴下が一瞬で履けた

患者さん

さっきまで左の足がないような感じで歩いていたんですけど、感覚がある。左足に感覚があるから、ちゃんと歩ける。嬉しい、先生。

足の裏がしっかり地について歩け、「付き添わなくてもいい感じ」。靴下は脚を倒さず普通の姿勢で「攣らないです」。床から自分で立ち上がり、前屈しても後ろに倒れません。帰り際には脱いでいた靴下を一瞬で普通に履けました。

「硬い背中と肩と、もう全部軽くなって。先の生活をしていくのが本当に楽しみになりました」と本人。見ていたご主人は「本人が施術の最中から声を出して変化を自分で感じているので、間違いのないことだなと思いました」「これで朝、起こさんでもいいかな」。後日ご本人から「足にしっかり力が入るようになり、バランスも取りやすくなって日常生活がとても楽になりました」とメッセージが届きました。

動画で交わされた詳しい問診

沖倉先生

約30年前から腰痛と肩こりがひどくて、全身の筋肉が硬直、背中は鉄板のようだと言われるほどこわばりが強くて、呼吸も浅いんですね。

患者さん

そうです。脈も早くて、これは自律神経系の障害じゃないかなという不安を抱えています。

沖倉先生

狭窄症の影響で少し歩くと足に力が入らなくなる。年に数回、全身が石のように固く動けなくなっちゃう。腰の症状をもう少し詳しく説明していただけますか。

患者さん

いろんなところが痛くなるんですが、左側を中心にずっと繋がって足先まで。痛みとしびれと両方です。長く歩くともう足が前に行かない。両足とも石のように重くなって、歩けなくなることもあります。

沖倉先生

ご主人がいろいろな病院や整体に付き添って探してこられたんですね。合う合わないは、どういうふうに判断されていたんですか。

患者さん

状態が変わらないということで。痛みが変わらなかったりすると、もう1回で終わっちゃう。その繰り返しで、私に合うところがなくて。先生のYouTubeをもう何回も拝見して、私の体を直してもらえるのは先生しかないと思って。

患者さん

床で寝ていた頃は、毎日主人に手を引っ張って起こしてもらって。主人も必死で、私は重いもんだから。こんな生活がずっと続くのかなって、やっぱりすごく落ち込むし。主人がおらんかったらどうなるんだろうって、本当に考えます。

沖倉先生

頼らない生活ができてくればいいですね。よろしくお願いします。

動作検査と施術中のやり取り

沖倉先生

靴下を履く動作を見せてください。

患者さん

足がここまで行かないので、こうやるとここが攣っちゃうんです。だから脚を倒して、かかとがここに来るようにして……ああ、痛い痛い、攣る攣る攣る。こんな感じなんです。首もちょっと痛いので。

沖倉先生

そんなになっちゃうのね。では前屈、行きますね。ここら辺できついね。じゃあ、ここから立てますか。

患者さん

これが立てない。右足はいけるんです。右足で頑張って。

沖倉先生

こんな感じなんだね。脚は全然上がらないでしょう。ここでも制限があるね、こっちも。

患者さん

左足の足裏がしびれていて感覚が鈍いので、歩くのがずっと大変で。左足がすぐダメになります。足の機能を果たしていないというか。物があるととにかくつまずきます。

沖倉先生

それで転ぶことが多いのね。寝返りもこんな感じなのね。

患者さん

そうなんです。落ちるんじゃないかと思って、怖いんですよね。

患者さん

足を上げようと思っても異様に重くて、これ以上上がらないんです。

沖倉先生

全然骨盤も回旋が入っていないし、どこかで制限がすごく強くなっている。腕を見ると全体的にパンパンで、特に外側がひどいのね。

患者さん

体の外側に、なんか異様におかしい塊があるんです。これなんだろうなと思うくらい。

沖倉先生

この影響が背中まで来ていて、腕を上げようとするとここで制限がすごく強い。体の中身に鉛みたいなものがあるんですよ。腕が硬いので腸腰筋も骨盤も硬い。内側は曲げられるんだけど、真ん中と外側には曲げられない。ほら、これ以上行かないでしょう。外側はもっと痛い。すごい抵抗感。脚を外に開こうとすると攣るのは、この影響です。自分で力を入れて外側に開いてもらっていいですか。

患者さん

重たい。めっちゃ重たい。なんだこれ。

沖倉先生

自分で上げられないでしょう。これが今のご自身の体なんですよ。では抜いていきますよ。軽くなってくるからね。

患者さん

お願いします。……足の先っちょにシュワンシュワンって、そんな感覚があります。あ、抜けた。分かりました。すごい。来た来た。めっちゃ軽い、先生。びっくり。

沖倉先生

ほら、全然違うでしょう。自分でできるでしょう。突っ張り感がかなり減ったでしょう。外側もほら、これだけ余裕がある。しびれ感もだいぶ減ってきたでしょう。

患者さん

上がるっていうか、行っちゃう。嘘みたい。そうやって言われたら、全然忘れていました。しびれがだいぶ良くなっています。

沖倉先生

首の筋肉で言うと、ここを触っていて。もうだいぶ取ったんだけど、耳鳴りの影響はここから来ているから、今から取ってきます。

患者さん

ここもカチカチなんです。……おお、分かりました。柔らかくなった。先生、溶けちゃいましたよ、ここ。

沖倉先生

なくなったでしょう。自分でちょっと脚を上げてみて。

患者さん

さっき全然上がらなかったんですけど……すごい。先生、すごい。嘘みたい。

施術後の再検査

沖倉先生

歩いてみましょう。しっかり歩いていますね。付き添わなくてもいい感じだから。

患者さん

足の裏がしっかり地について、歩けています。さっきまで左の足がないような感じで歩いていたんですけど、感覚がある。左足に感覚があるから、ちゃんと歩ける。嬉しい、先生。

沖倉先生

靴下も、手で脚を倒すんじゃなくて、普通にやってみて。

患者さん

あ、いける。いけちゃう。攣らないです。さっきはもう全然ダメだったのに。

沖倉先生

あとは床から立つ時と、前屈を見てみましょう。

患者さん

自分で足を立てて……あ、いけます。すごい。前屈も後ろに倒れないです。さっきは全然保てなかったんですけど、大丈夫です。自分でびっくりしています。

沖倉先生

別人ですね。

患者さん

別人ですね。抜けていく感覚が何とも言えない、溶けてなくなるという感じで、その後がすごく軽くなるんです。硬い背中と肩と、もう全部軽くなって。先の生活をしていくのが本当に楽しみになりました。ありがとうございます。

沖倉先生

良かったです。ご主人も、見ていてどんな感じでしたか。

患者さん

(ご主人)本人が施術の最中から声を出して、変化を自分で感じているので、間違いのないことだなと思いました。これで朝、起こさんでもいいかな。

FAQ

この症例についてよくある質問

この症例では、どのような悩みが紹介されていますか?

線維筋痛症・狭窄症という悩みを抱えた方の症例です。左足に感覚が戻り、靴下が一瞬で履けたという生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。

なぜ痛む場所ではなく、離れた部位を施術するのですか?

六層連動操法は、痛みの原因を痛む場所だけに求めません。皮膚から骨まで六つの層の癒着や、筋膜のつながりをたどり、離れた部位(お腹・胸郭・首・過去の手術痕など)から動きを取り戻します。この症例でも、痛む場所とは別の部位に着目して施術しています。

この施術は、どこで受けられますか?

六層連動操法は、セミナーを修了した認定施術者が全国・海外の治療院で行っています。お近くの認定治療院は「全国の治療院」ページからお探しください。

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