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膝痛

膝の痛みをやわらげる
セルフケア【部位別】

膝の痛みは、痛む「場所」で対処が変わります。理学療法士が、お皿の上・下・内側それぞれのセルフケアを動画・図で解説します。

解説:六層連動操法 開発者・沖倉国悦(理学療法士)

▲ 膝の痛む場所別に、3つのセルフケアを実演しています

こんなこと、ありませんか?

  • 階段の上り下りで膝が痛む
  • 立ち上がり・歩き始めに痛い
  • お皿の上・下・内側に痛みがある
  • 正座やしゃがむのがつらい
  • 変形や水がたまると言われた

膝の痛みは「炎症からの癒着」

膝の痛みの多くは、なにかしらの衝撃で関節の潤滑液(滑液)に炎症が起こり、その炎症物質から癒着が生じて起こります。だから、痛む場所の癒着をゆるめることがカギです。

炎症から癒着が起こって痛みが出ます(動画より)
炎症から癒着が起こって痛みが出ます(動画より)

とくに膝の内側は、4つの筋肉が集まる部分。ここが強張って骨盤側から引っ張られると、内側の痛みにつながります。

膝の内側は、4つの筋肉が集まる部分(動画より)
膝の内側は、4つの筋肉が集まる部分(動画より)

痛む場所別・3つのセルフケア

痛む場所に合わせて選んでください。強く押さず、痛くない範囲で行いましょう。

1

膝のお皿の“上”(膝蓋上嚢)お皿の上が痛い

膝の骨のすぐ後ろにある筋肉(ヒラメ筋)を手でつまみ、真下に下ろすように動かします。お皿の下まで動きが波及して、こわばりがゆるみます。

骨のすぐ後ろの筋肉をつまみ、真下に下ろす(動画より)
骨のすぐ後ろの筋肉をつまみ、真下に下ろす(動画より)
2

膝のお皿の“下”(膝蓋下脂肪体)お皿の下が痛い

同じように真下に引き下ろすと、膝のお皿の下に動きが伝わり、痛みのもとになる硬さがゆるみます。

真下に引き下ろすと、お皿の下に波及します(動画より)
真下に引き下ろすと、お皿の下に波及します(動画より)
3

膝の“内側”(4つの筋肉)内側が痛い

内側の強張った4つの筋肉を、骨盤から引っ張り出すようなイメージでゆるめます。膝の内側の痛みに。

内側の4つの筋肉を、骨盤から引っ張り出すイメージ(動画より)
内側の4つの筋肉を、骨盤から引っ張り出すイメージ(動画より)

やるときの注意

無理は禁物。 痛気持ちいい” までにしましょう。

  • 強い腫れ・熱感・水がたまっているときは無理をしない
  • 押して強い痛みが出るところは避ける
  • 変形性膝関節症などが疑われるときは整形外科へ

強い痛み・しびれ・長引く症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

膝の痛みがなかなか引かない・くり返すときは、全身のつながりから見直すのが近道です。お近くの認定治療院で相談できます。

よくある質問

どの場所のケアをすればいいですか?
痛む場所(お皿の上・下・内側)に合わせて選んでください。分からないときは、押して痛い・かたい所を目安にします。
水がたまっていてもやっていいですか?
強い腫れや熱感があるときは炎症が強いサインです。無理をせず、医療機関にご相談ください。
何回やればいいですか?
痛くない範囲で、気づいたときに。強く押しすぎないのがコツです。

もっと知りたい・相談したい方へ

その場のケアは動画で、根本の改善は治療院で。

※本記事は健康情報の提供を目的としたもので、診断・治療を行うものではありません。効果には個人差があります。しびれ・強い痛み・長引く症状がある場合は、医療機関にご相談ください。