腰椎の手術後の右脚のしびれと痛みで、北海道から来られました。何が辛いのか教えていただけますか。
まず座っているのが辛いです。ですから食事が早食いです。自宅の椅子では15分から20分でもうダメですから。
2025年2月に狭窄症・すべり症の固定術を受け、手術前の「起き上がれないほどの痛み」は消えたものの、しびれと麻痺は手術後にむしろ強くなった気がするといいます。術前の2024年秋は寝たきりで、トイレの前に敷いたマットに倒れ込み、家族に引きずってもらっていたそうです。大好きな畑仕事は一切できていません。メニエール病で薬を服用中、腎機能の低下も指摘され、40年前には雪道で滑って尾骨を骨折しています。
今、話していて5分くらいなんですけど、腰のここがすごいパンパンに張ってきています。立つとグラグラして不安定な感じがします。
歩く姿を見ると、右腕を振らずに固定しています。緩めると腰が抜けるような不安定さが強くなるため右腕で固めている——これが「右が悪い証拠」だと先生。階段では右膝に力が入らず、いつも手すりを使い、降りる時はバランスを崩しそうで怖いといいます。
背中のこのあたりにすごい硬さがあります。右の腎臓です。大きくはないけれど、こびりついている感じで強い。脚で言うとこのライン、これが腎臓のラインです。
あ、そうなんですか。いつも気にしているところなんです。ここはもう常に張っている場所です。
右脚は途中で制限されて上まで上がりません。腎臓の緊張が首から顔面まで固めてめまい(メニエール)を誘発している、というのが先生の見立て。さらに尾骨のあたりにも強い緊張があり、「40年前の骨折が効いているかもしれない」。くっついて固まったものは勝手に溶けず、無理に引き剥がさないと取れない——そう説明しながら施術を進めます。
背中がちょっと楽になってきています。なんかすごい呼吸が楽になりましたね。肩もしなやか。びっくりしました。
顔色も明るくなっています。腎臓の方の癒着がだいぶ取れてきましたよ。脚を上に上げてみてください。
力が入らなかった右脚が上がり、上げたまま保てます。「これで多分、座っても大丈夫ですよ」と言われ、本人は「帰りの飛行機、帰れる!」。
あ、右腕が振れてる。本当だ。意識して動かしていません。グラグラも少ないですね。歩きやすい。右脚に体重をかけやすいです。
階段は手すりを使わずスイスイと上がり、できなかったしゃがみ動作もその場でできるように。「とんでもない話だって、これは!」「両膝をつくのもできる!」と声が上がりました。下がっていた右肩と短くなっていた脚も、腎臓の緊張が取れて伸びたとのことです。
腎臓だったんですか。手術のことばかり気にしていたんですけど。これが施術って感じですね。痛くもないし、こんなに楽になったのは経験したことがないです。
「原因は違うところによくあるものなんです」と先生。付き添いの娘さんも「表情が全然違う。すごく晴れやか。ここまで表情も姿勢も変わったのは本当に初めて」と話していました。
腰椎の手術後の右脚のしびれ、痛みで、北海道からわざわざ来られました。何が辛いのか教えていただけますか。
まず座っているのが辛いです。ですから食事が早食いです。自宅の椅子では15分から20分座っていたらもうダメですから。
メニエールと腎機能の低下を指摘されていて、過去に尾骨を骨折している。
メニエールは今、薬を飲んでいます。腎機能も春先に下がっているよと言われて。尾骨は、札幌は雪国ですから、除雪車が入った後は滑るんですよね。そこで足を取られてステンと。
2025年2月に狭窄症、すべり症の固定術を行ったということで、術前術後の変化はありますか。
手術する前はすごく痛くて、本当に起きられなかったんです。その痛みは今は出ていないんですけれど、しびれの方が強いですね。麻痺も手術した後に強くなった気がします。足の親指あたりのしびれが、今は範囲が広がっています。
今こうやって座っていて、お尻はどうですか。
腰のここがすごいパンパンに張ってきています。今、話していて5分くらいです。
右が悪い証拠なんですけど、右で腕を固定しているでしょう。緩めると腰が抜けるような不安定さが強くなるから、右腕で固定しているんです。階段はどんな感じですか。
ああ、そうなんだ。右脚にうまく力が入らない。膝のあたりです。いつも手すりを使って、降りる時はバランスを崩しやすくて怖いですね。
右に元凶の癒着があります。背中のここに、すごい硬さがある。右の腎臓です。大きくはないけれど、こびりついている感じで強さがあります。脚で言うとこのラインです。
いつも気にしているところなんです。ここはもう常に張っている場所です。
こちらの脚は上まで上がりません。ここで制限されますね。メニエールは主にどんな症状ですか。
めまいがします。
多分、この腎臓の緊張がメニエールを誘発しているんだと思います。顔面もすごく固まっています。……やっぱり尾骨のあたりだね。尾骨を骨折したのが結構効いているかもしれない。
40年前の古傷が今こうやって症状に出るとは、なかなか思わないというか。
一回くっついて組織として認めてしまうと固まるんです。それは勝手に溶けません、ストレッチをやっても。無理に引き剥がさないと取れない部分で、長年の癒着が痛みに変わってきてしまう。
施術の後に足先を触っているのは、何を確かめているんですか。
硬さがどこを通っているかを見ています。今は前脛骨筋の少し後ろに硬さがあって、そこから大腿四頭筋、骨盤の中、腎臓の少し前、首の奥へと波及していきます。
足先だけで分かるんですか、すごい。……背中がちょっと楽になってきています。なんかすごい呼吸が楽になりましたね。
良かった。顔色も明るくなっています。腎臓の方の癒着がだいぶ取れてきましたよ。脚を上に上げてみて。これ上がらなかったですもんね、力が入らないと言っていましたよね。
上がっています。上げたまま保てます。確かに。
歩いてみてください。
あ、右腕が振れてる。本当だ。意識して動かしていません。自然と振れるようになりました。グラグラも少ないし、右脚に体重をかけやすいです。
腕が解放されて動いてきたのが分かりますね。階段はどうですか。
手すりを使わないで上れるかも。おお! 右膝に負担がかかりづらい。もうスイスイ。最初とは全然違う。
もう1回、しゃがみ動作をやってもらっていいですか。
これ、できなかったんです。あ、とんでもない話だって、これは! 両膝をつくのも……あ、これできる! ありがとうございます。嬉しい。
右肩が下がっていたのは腎臓から緊張していたんですね。短縮していた脚も伸びました。右の腎臓が異様に固まって、首でメニエールのような症状、骨盤から脚へ行って足先のこわばりやこむら返り。尾骨骨折の周辺も40年経ってやはり硬かった。
腎臓だったんですか。手術のことばかり気にしていたんですけども。
大概はそう思いますよね。だけど原因は違うところによくあるものなんです。経過を見て教えてください。
はい。今、着替えていたら本当にできるんです。これ、本当にできなかったのが。ありがとうございました。
北海道からわざわざお越しいただいたので、せっかくですから東京を少し楽しんでいってください。
術後のしびれという悩みを抱えた方の症例です。手術した腰ではなく、右の腎臓が固まっていたという生活上の困りごとから、問診と動作検査、施術前後の変化までを紹介しています。
六層連動操法は、痛みの原因を痛む場所だけに求めません。皮膚から骨まで六つの層の癒着や、筋膜のつながりをたどり、離れた部位(お腹・胸郭・首・過去の手術痕など)から動きを取り戻します。この症例でも、痛む場所とは別の部位に着目して施術しています。
六層連動操法は、セミナーを修了した認定施術者が全国・海外の治療院で行っています。お近くの認定治療院は「全国の治療院」ページからお探しください。
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